こんにちは、Yotchanです。
本日は充放電回数が560回超えと多めなMacBookでも案外バッテリー持ちが悪くないという話をしたいと思います。
バッテリー持ちに大きく影響するのは充放電回数というよりも搭載されているCPUの電力効率に依存してそうな印象です。
充放電回数の多いMacBookはバッテリー持ちの観点から敬遠していた
今までに6台以上のMacBookを中古で購入してきましたが、バッテリー持ちの観点から充放電回数が多い個体は購入を控えていました。
しかし、先日あまりにも安い価格で販売されていたMacBookを購入したことによって充放電回数560回超えのMacBookを初めて使用することになりました。
流石に500回を超えていたらバッテリー持ちが悪いだろうと思っていましたが、実際に使ってみると案外普通に使えるので困惑しています。
充放電回数500回以上でも案外バッテリーは持つ
こちらのグラフは先ほどお示しした充放電回数が563回の12インチMacBook 2017年モデルの電力使用状況の記録です。
このグラフからは1月30日や2月4日(一番右の金曜日)のように2時間程度ブログを書くぐらいの作業であればバッテリー消費は40%~70%程度であったことが読み取れます。
そこから計算すると充放電回数が563回であっても最大で3〜4.5時間程度は単体でブログが書ける計算になるので隙間時間に利用するサブ機として考えれば全く問題ないことがご理解いただけるのではないでしょうか。
フル充電であれば実際に4時間程度は持つので実用に支障はありません。
MacBook 2017はスリープ時の消費電力が大きいので1月30日のバッテリー消費が顕著であった原因はそこにあるような気がしています。
スリープ時のバッテリー消費は充放電回数が少なくても激しい
この項でバッテリー状況を表示している個体は別のMacBook 2017年モデルの電力使用状況の推移です。
1月30日にフル充電してから6日間に20分程度しか使用していないほぼスリープ放置の状態であるにも関わらずバッテリー残量は20%にまで低下していることが分かります。
この個体のバッテリーがかなり劣化しているだけではないのかと疑問に思うと思いますが、そんなことはありません。
むしろ充放電回数が8回というほぼ新品に近い状況の個体で待機時にこれだけのバッテリー消費があります。
このことから、機種によっては充放電回数の多寡がバッテリー持ちへ与える影響はそれほど大きくないことが分かりました。
そもそもIntel Macはバッテリー消費が大きい印象
- MacBook 12 2016
- MacBook 12 2017×3台
- MacBook Pro 13 2017
- MacBook Pro 15 2017
- MacBook Air 2019
私は今まで上記の7台のIntel Macの利用経験がありますが、カタログスペックとは裏腹にどの機種もバッテリーは最大でも4時間程度しか持たない体感を持っています。
例えば、こちらはMacBook Pro 15インチ2017年モデルの電力使用状況の推移です。
右から二番目の木曜日では1時間Safari上でブログを書いているだけで約50%のバッテリー消費というとんでもない大食いさん。
それでも3年間で充放電回数が65回なのでバッテリーの劣化はあまりしていないという不思議。
15インチMacBook Proについては新品時点でバッテリーが2〜3時間しか持たなかったので流石に不良品かと思ってAppleに見てもらいましたが異常は確認できませんでした。
2017年モデルがハズレの年だったのかは分かりませんが、私の経験からIntel Macはバッテリー持ちが悪いのでバッテリーが劣化していようが使い勝手に大きな影響はないと思っています。
そう考えるとバッテリーの充放電回数が多くてもバッテリーの状態が正常であれば気にせず買ってみても良いかもしれません。
バッテリー持ち最重視であればM1 MacBook Airがオススメ
中古でMacを購入する上でどうしてもバッテリー持ちを重視したい人はM1チップをはじめとしたApple Siliconを搭載しているMacBookを購入することをオススメします。
Intelチップを搭載しているMacBookとM1チップを搭載しているMacBookではバッテリー持ちが3倍以上異なるので中古であってもバッテリー使用時間で不満を覚えることはないはずです。
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