こんにちは、Yotchanです。
本日はmacOS BigSurをインストールしたものの、私にとって致命的なことが発生したので泣く泣くCatalinaに戻すことになった話をしたいと思います。
macOS BigSurを導入
先日発売が開始されたApple M1チップ搭載のMacシリーズにプリインストールされているmacOS Big Surがほかの端末でもインストールができるようになり数日が経ちました。
私はしばらく様子を見ようと思っていましたが、最近Catalinaの調子が良くないのか動作がもっさりするようになってきました。
そこで、クリーンインストールをし直すことも検討していたのですが、どうせインストールし直すのであればアップデートしても良いかなと思い更新してみました。
ファーストインプレッション
初めてmacOS Big Surを触って思ったことが「めっちゃ使いやすい」ということ。
特にiOS/iPadOSのコントロールセンターライクなUIが追加されたことで今まで以上に直感的に操作ができるようになったように感じます。
必要なものが一箇所にまとめられたことでより操作性は向上しています。
また、インストール直後はそれなりに動作が重くなるかなと覚悟していたのですがそういったこともありませんでした。
むしろCatalinaよりも立ち上がりの速さが高速化されてよりキビキビと反応してくれています。
私はmacOS Mojaveが初めて触れたmacOSで、このBig Surは3世代目のOSです。
MojaveとCatalinaは特に外観が変わったといった印象もありませんでしたが、Big Surは見た目にも機能的にもテコ入れがされた新しいOSといった印象が強いですね。
このようにBig Surは個人的には好印象なmacOSだったのですが、残念なことにCatalinaに戻さねばならない事態が発生することになりました。
Catalinaに復元した理由
USBハブのドライバーがBig Surに非対応
私がBig SurからCatalinaへダウングレードすることになった最大の理由はUSBドックがBig Surに対応していないことにあります。
Big Surにアップデート後外部ディスプレイに出力されない不具合が発生したのでUSBドックのドライバーを更新しようとしたところまだmacOS 11.0向けのバージョンが公開されていませんでした。
このドックを用いてディスプレイに出力するためには適したバージョンのドライバーが必須です。
ブログ更新の95%をiPad Proで行っている私が唯一MacBook Proで執筆する理由は広い作業領域=デュアルディスプレイ環境を利用したい時のみです。
デュアルディスプレイのために使うMacが外部ディスプレイに出力できないとあっては存在意義が全くありません。
アップデートをする前に手持ちのUSBドックがBigSurに対応しているか確認することをオススメします。
2021.1/7追記
Wavlinkのドライバは更新されないままですが、Display linkというソフトウェアをインストールすることでBigSurでの出力を確認しました。
CatalinaではDisplay Linkなしで出力できていただけにこの辺りの仕様はいまいちわかりませんね。
また、M1 MacBook Airでも2台のディスプレイに出力できることを確認しました。
通常では1台の外部ディスプレイにしか接続できないM1 Macのディスプレイ枚数を増やすことができるのでこのUSBドックは万人にオススメできる製品になりました。
ESETがBig Surに非対応
二つ目の理由としては私が利用しているセキュリティソフトであるESETがBig Surに対応していないことが挙げられます。
流石にセキュリティソフトが機能していない状態でネット接続を行うことはリスクでしかありません。
11月下旬にBig Sur対応バージョンが公開予定となっているのであと数日でリリースされるとは思いますが、デュアルディスプレイ環境を構築できない現状ではCatalinaに戻した方が無難です。
Parallelsも16にアップデートしていないこともあり、とりあえずはUSBドックがBig Surに対応するまではCatalina続投でいくことにしました。
面倒なのでMac miniを購入することも少し検討しましたが、Mac自体の使用頻度が少ないので見送りました。
Big Surの出来が良さそうなだけにソフトの対応が待ち遠しい限りです。
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