こんにちは、Yotchanです。
本日は常に手元にあるスマホでの調べ物によって人生を損しているのではないかと思うようになった話をしたいと思います。
まさに「百聞は一見にしかず」ということですね。
スマホ依存とSNS依存の弊害
自由時間はネットサーフィンかSNS
私がiPhone 5Sでスマホデビューを果たしてから今年でスマホ歴も11年目に突入しました。
今となっては各部屋に一台どころかお風呂専用スマホまで購入して持ち込むようになっている始末で隙間時間のほとんどはスマホの画面を見て生活しています。
このようなライフスタイルは現代においては珍しいものではないでしょうが、一種の依存症と言っても差し支えがないレベルと言われると否定する言葉を私は持ち合わせていません。
ぐうの音も出ないとはこのことですね。
SNS依存で本来の情報収集という目的すら果たせなくなってきた
呼吸と同じように無意識にスマホを手に取っていたので認識していませんでしたが、私は重度のTwitter依存になってしまっていたようで情報収集という本来の目的を果たすことができなくなっていることに気づきました。
一人旅の計画を立てる際に候補地の選定と観光地のリサーチを行っていたはずなのに、気づけばTwitterの画面で投稿を流し読みしてしている私。
本来の目的の調べ物に戻っても毎回同じWebページばかり開いて全く進まない現象はまさにTwitter依存症とでも言うべき病気です。
12年もTwitterをやっているとそらそうなりますよね。iPod Touch時代からのツイ廃なのでスマホ歴よりも長い。
1日に処理できる情報量のほとんどをTwitterに持っていかれているような気がします。
観光雑誌の中身はネットで見たものばかり
今回自分のスマホ依存・SNS依存に危機感を持ったきっかけが一人旅での情報収集だったので観光雑誌を例に挙げますが、私にはこれらの媒体が参考になった経験がまるでありません。
限りあるページ数に収めようとするとメジャーな観光地をピックアップせねばならない関係かネットで見たような場所しかなく、位置関係の見える化に役立つ時が稀にある程度で情報源としてはイマイチです。
その結果、「旅先で買い物はしないので博多に行っても太宰府ぐらいしか見るものなさそうだしなぁ・・・。もっと見どころのあるいいところがないかなぁ・・・。」と旅先の選定がままならなくなっていまうわけです。
一人旅の事前リサーチを実施した結果、「どこも何もないやん」となる現象ですね。
百聞は一見にしかず
「博多には大阪から行くと太宰府ぐらいしか見るものがない」という偏見に心を支配されていたので夜行フェリーで幾度も九州に行っているにも関わらず、長崎に行くまでの繋ぎで立ち寄った一晩しか滞在経験がありませんでした。
その一晩で屋台ラーメンを食べ、翌朝の長崎行きの高速バスの乗車時間までにちょろっと太宰府を見た程度のなんちゃって観光しかしていないくせに「博多には何もない」という偏見が根付いている今の私は異常ですよね。
福岡県民にぶん殴られたほうがいい罪深い人間です。
このような偏見が生まれた原因はネットで博多の観光地を調べると水族館(どこにでもある)や大型ショッピングモール(どこにでもある)ばかりが表示されて「食べ物以外何もない街だな」と調べるたびに心の中で思っていたからなのでしょう。
しかし、当然のことですが旅先の魅力はネットや観光雑誌の情報が全てではありません。
私が一人旅で4回行っている下関では観光地ではないが故に誰も取り上げない海が目の前に広がる絶景の横断歩道や朝日の逆光で映える撮影スポット、普段は見向きもしないけど他に店がなかったので食べたら超美味しかったえび天。
これらは現地に行かねば決して知ることができなかった出会いや気づきであり、まさに”百聞は一見にしかず”。
タイトなスケジュールで観光地を巡ることも悪くはありませんが、旅行計画に追われず肩の力を抜いて旅先の地をぶらぶらと散歩することも旅の醍醐味だということを真の意味で理解できた心地です。
下関は徒歩でぶらぶらしているだけでも楽しいのに博多がそうではないとなぜ思っていたのか不思議になってきました。
お気に入りの横断歩道も徒歩移動でなければ見つけていないので歩くだけでも十分観光ですよね。
何事も情報過多な現代の生き方
ガジェット好きはネットでレビュー記事や比較記事を読んだりして気になっている製品のリサーチを行うわけですが、その行為に果たして意味があるのでしょうか?
実際に体験してみなければ分からないことが確実に存在する製品に関する過度な情報収集はまるで意味がありません。
一人旅と同様にガジェットでも”百聞は一見にしかず”ということが言えるはずです。
情報収集ばかり行なっていても生まれるものは何もないのである程度悩んだら思い切って手を伸ばす、足を運ぶ。
それこそが情報過多な現代で頭でっかちにならず豊かな人生を過ごすために重要なマインドなのかもしれませんね。
資金面でどうしても慎重にならざるを得ないですからね・・・。買い物も旅行も失敗したくない。その気持ちが私たちを頭でっかちにしてしまいます。
なんでも出来る・買える無尽蔵な資金が欲しい。
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