こんにちは、Yotchanです。
本日はメルカリで出品されているAirPodsが偽造品であるかを見分ける方法を紹介したいと思います。
シリアルナンバーから保証状況やAppleCare+への加入ができるかどうかを確認すると安心でしょう。
メルカリのAirPodsはほぼ全部偽造品と思うのが安全
メルカリでは時たま異常に安いAirPods Proの未使用品が販売されていますが、常識的に考えて激安品のほとんどは偽造品であるものと推測できます。
AirPods Proは発売から3年目になる製品とは言え最安でも2.2万円程度でしかAmazonで入手することができないので1万円台の商品はよほどお金に困っているか相場に疎い人でもない限り偽造品である確率が高いです。
では2万円以上の商品が偽造品ではないかというとその保障もありません。
AirPodsシリーズの精巧な偽造品は世の中に大量に出回っているので自分が使用していても気づかないレベルのものもあるようです。
外観上の見分け方については既に専門店のブログにて解説済みのものがあるので、当ブログでは未開封品で少しでも偽造品を引かないためのチェック方法を紹介します。
フリマ市場で買う価値があるAirPodsは未開封かつAppleCare+に加入な個体
まず大前提として私はフリマ市場で買う価値のあるAirPodsは未開封かつAppleCare+に加入が可能な個体のみであると考えています。
- バッテリーが劣化したらワイヤレスイヤホンはゴミ
- 箱のシリアルは正規品でも本体が偽造品にすり替えられている可能性を除外できる
- AirPodsはAppleCare+の加入が必須
その理由は上記の3点にお示ししている通りあらゆるリスクを極限まで除外することができるからです。
中古品はバッテリーの劣化状況がわからない
AirPodsの中古品ではなく未開封品を選ぶことを推奨している理由はバッテリーの劣化がないからです。
AirPodsのバッテリー交換は高額なので購入した個体が最初から2時間程度しかバッテリーが持たなかった時の悲惨さは言うまでもありません。
箱のシリアルは正規品でも本体が偽造品にすり替えられている可能性を除外できる
箱のシリアル番号が正規品であれば安心、というわけでもないのが最近のコピー品の状況です。
例えば中古品の場合は箱は正規品だったとしても肝心の本体のイヤホンが偽造品であるという可能性は大いにあり得ます。
正規品の箱はメルカリでも普通に販売されているため、すり替えの難易度が非常に低いので未開封品以外は何も信じられません。
AirPodsはAppleCare+の加入が必須
最後に、未開封品の中でもAppleCare+に加入可能な個体を指定している理由はAirPodsシリーズでAppleCare+に加入しないという選択肢がないからです。
AppleCare+に加入していれば2年以内にバッテリーが80%未満になった場合は本体を無料で交換してもらえるので長く使いたい人にとっては必須のサービスです。
iPhoneと違ってAirPodsのAppleCare+への加入料金は3000円程度なので入らない理由はありません。
AirPodsの未開封品を正規品か偽造品(コピー品)か見分ける方法
シリアルナンバーで保証状況を確認
AirPodsのシリアルナンバーから保証状況を確認するためには「Appleサポート」アプリ、もしくはWeb上から行います。
アプリ上では一番下の「その他の製品」からAirPodsを選択してください。
トピックの中の「AppleCare+と製品保証」を選択します。
「保証状況の確認」からシリアルナンバーを入力して製品の保証状況を確認しましょう。
私の画面ではメルカリで購入を検討していたAirPods第3世代の未開封品のシリアル番号を入力しています。
一見すると正規品のように思えますが一つ気になるポイントがありました。
それは2022年2月9日現在では購入から1年間の限定保証終了日が最長でも2023年2月9になるはずなのになぜか2023年3月9日と表示されていることです。
購入日がわからない個体なのかなとも思いましたが、その場合は「購入日不明なので登録しろ」みたいな表示がされるはずのでそれも不自然です。あやしい。
シリアルナンバーからAppleCare+に加入できるか確認する
未開封品の保証状況から購入日が1ヶ月以内であることが確認できたらAppleCare+に加入できるかを確かめると正規品のシリアルで確率がより高まりそうなので試してみる価値はあります。
上記のAirPods 3は2022年2月9日に購入したのになぜか1ヶ月期限が遅く表示されていると仮定してAppleCare+に加入できるか確認してみることにしました。
サポートアプリ上では先ほどの「AppleCare+と保証状況」、Web上ではコチラのリンクから確認することができます。
怪しい個体のAirPods 3のシリアルを入力して確認すると・・・
・・・ちょっとよくわからないぞ。
- 限定保証の終了日から購入日が1ヶ月未来の2022年3月9日であることが判明
- バグで1ヶ月ずれていると仮定すると購入から1ヶ月以内なのでAppleCareに加入できるはず
- しかし、AppleCare+は契約不可
状況を整理すればするほどよく分かりません。
未開封でアクティベートがされていないからにしてもおかしい(そうであるなら保証未開始と出るはず)ので意味がわからない。
わかったことは正規品の確証が持てないのでたかだか2000円節約するにしてはリスクが高すぎることです。
今回の個体はなしですね。
このように皆様も購入を検討している個体があれば正規品か偽造品の判断を行ってみてはいかがでしょうか。
確実に言えることは多少高くても新品を買った方が手っ取り早く安心ということです。
Amazonでセールで通常よりも安くなっている時も結構あるのでそういった機会を利用するのが一番無難かつ賢い方法かもしれません。
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