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【要注意!】中古でiPhoneやiPadを購入する注意点やデメリット

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こんにちは、Yotchanです。

本日はiPhoneやiPadを中古ではなく新品で購入するメリットを紹介したいと思います。

目次

中古は安いけど初心者には不向き

私は7年前にスマホデビューをしてから約40台以上のiPhone、iPad、Macを購入してきました。

そのうちの9割は中古での購入で、直近ではiPad mini 5とApple Pencilのセットを20000円で購入(中古相場では大体五万円)することができました。

このように、タイミングが合えば格安で端末を購入できる点がフリマアプリでの中古端末購入のメリットですがこの方法は初心者向きであるとは決して言えません。

その理由について次項で紹介していきたいと思います。

中古でのiPhone/iPad購入時の注意点・デメリット

ネットワーク利用制限の可能性

iPhoneやCellularモデルのiPadを中古で購入する上で最も注意せねばならないポイントはネットワーク利用制限が×になる通称”端末の赤ロム化”です。

ネットワーク利用制限が×になるとデータ通信や電話の発信・着信ができなくなってしまうのでスマートフォンとしての役割を果たせなくなってしまうのでかなり重要な点です。

ネットワーク利用制限」とは携帯電話機のIMEI(製造番号)を弊社システムに登録することにより、その携帯電話機を使用した通話(着信含む)・通信の利用を制限する機能です。

◆ 「ネットワーク利用制限」の対象となる携帯電話機

・ドコモショップなどの販売店での窃盗(盗難)や詐欺などの犯罪行為により、不正に入手された携帯電話機

・本人確認書類偽造や申込書の記載内容(お名前、住所、生年月日など)に虚偽の申告が含まれているなど、不正な契約により入手された携帯電話機

ケータイ補償サービスにより、補償対象となった旧携帯電話機

代金債務(分割支払金や、端末割引に伴う違約金等の債務を含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機

一度ネットワーク利用制限を実施した携帯電話機の利用制限解除はいたしませんので、オークションや中古市場でご購入いただく場合は、ご注意ください。(ただし、代金債務の不履行により利用制限を行ったものについては、未払い代金全額のお支払いをドコモが確認した場合、その翌々日中に利用制限解除の対象となります。)

docomo

例えば、docomoにおけるネットワーク利用制限の対象となる条件は上記の通りです。

スマートフォンの分割支払いが完了していない(残債がある)端末(ネットワーク利用制限△の端末)は支払い状況によって赤ロム化するリスクがあるので基本的には購入を避けたいところ。

そのため、基本的には残債のないネットワーク利用制限○の端末を購入すれば安心ということになるのですが、100%安心かというとそういうわけでもありません。

購入した端末が紛失や盗難扱いでケータイ保証サービスに届けられると判定○のデバイスであっても判定×になる可能性は0ではありません。

Apple Storeから販売されているSIMフリー端末であればAppleCare+の盗難・紛失プランの補償を使われない限り問題は発生しないのでApple Store版を購入するのが一番オススメです。

(補足:キャリア版でもSIMロック解除がされた端末で利用回線が別のキャリアであれば赤ロム化しても影響はありません)

経年劣化による不具合の可能性がある

ネットワーク利用制限以外にも中古端末購入のリスクはあります。

それは経年劣化による不具合が発生する可能性です。

写真のiPadは2019年発売のiPad mini 5を今年の6月に中古で購入しました。

外観に多少の傷はあるものの機能には全く問題のない個体でしたが2ヶ月経過した時点でバッテリーが膨張してしまい、利用するには危険な状態になってしまったのでAppleに修理を出すことになりました。

この個体については幸い有料の延長補償サービスAppleCare+に加入していたので無料で新品に交換することができましたが、保証がなかった場合はiPad mini 5の場合は34,980 円、iPad Pro 11インチの場合は59180円以上といった高額な修理料金を請求されてしまうことになります。

私の数多い中古購入歴においてこのような不具合が発生したのはこの7年間で1台しかありません。

そういった意味では確率は低いので気にしすぎなくてもいいかもしれませんが、iPad ProやiPhoneの最新モデルであれば修理料金が高額すぎるので慎重になりすぎて損はないとも言えるでしょう。

分解歴がある可能性

経年劣化による不具合だけでなく、中古端末を購入する際は分解歴の有無を確認することも重要です。

なぜなら、AppleやApple認定の整備業者以外が分解した場合は端末にどのような不具合が発生したとしても対応してもらえなくなるからです。

よくある分解歴の例は自分でバッテリー交換をした、街の修理屋で画面やバッテリーの交換を行なったなどです。

これらはAppleの技術者に及ばない腕前の人がApple純正ではなく安い粗悪品の部品で修理を行うことで端末が正常に機能しなくなる可能性があります。

分解することによる防水性能の低下や、安いバッテリーを利用したことによるバッテリー膨張、粗悪なディスプレイに交換することによる画質やタッチ感度の低下・突然画面が点かなくなるといった不具合が起きる可能性があるので分解歴のある端末は購入しないように気をつけましょう。

また、分解歴について記載していないだけで実は分解歴があったというケースもあります。

評価前にバレなきゃセーフなフリマアプリでの商品説明は参考にならないこともあるので注意しましょう。

中古で購入するのであれば保証のある実店舗が初心者にはオススメ

上記のリスクを踏まえた上で安い価格の中古端末を購入すると決めた人は実店舗で購入することがオススメです。

現在ではイオシスやじゃんぱら、GEO、BOOK OFFといった店舗で中古端末を購入することができます。

フリマアプリではなくこれらの実店舗で購入するメリットは購入後1ヶ月(店舗による)の不具合補償や赤ロム化した時の永久全額返金補償といった個人間取引のフリマアプリにはない手厚い補償サービスを受けられる点です。

私も以前、イオシスのネット通販で購入したiPhone 12が頻繁に再起動する不具合が発生していたので1ヶ月の店舗補償を利用して返品したことがあります。

メルカリなどでは受け取り評価後は泣き寝入りするしかないので端末の取引に慣れていない人は実店舗での購入がオススメです。

iPhoneやiPadを新品で購入するメリット

中古端末を購入する際には想像していたよりも多くの判断基準やリスクがあることを前項で紹介していきました。

これらを読んで中古端末の調達に不安や面倒という感想を抱いた方は新品で購入することをオススメしています。

Apple製品の定価は高額ですが、それに見合う価値があるのでいいですよ。

AppleCare+に加入できる

iPhoneやiPadを新品で購入する最大のメリットはAppleの手厚い保証を受けることができるAppleCare+に加入ができることです。

最新のiPhoneやiPad Proは高額なのでそれに伴って故障時の修理料金が高額であるという点は先述の通りです。

よくあるFace IDの水没で顔認証ができないといった事態に陥ったり画面が割れた際も通常よりも格安で修理サービスを受けることができるのでアクティブな人は入っていて損はありません。

小さい子供がいる家庭でも何をされるか分からないのでとりあえず入っていてもいいかもしれません。

中古で販売されている端末の中にはAppleCare+が付帯している個体もありますが、購入後に解約されるリスクがあるので付帯しているから安心というわけではありません。

実際にメルカリで購入した端末のAppleCare+が解約された経験があるのであってないようなものという認識で購入した方が精神衛生的に良いでしょう。

私のケースでは色々とヤバめな出品者であったので証拠を残していて難を逃れましたが運が良かっただけなので新品で購入して自分名義で契約することがベストです。

バッテリーの持ちがいい

新品で購入するメリットとして当然ではありますがバッテリー持ちがいいことが挙げられます。

中古端末でも使用期間が浅いなどで消耗具合が少ない個体はありますが、新品であればそもそも劣化していないので安心です。

バッテリー持ちは日常利用での使い勝手にも直結してくる点なので長持ちするに越したことはないですよね。

購入後14日以内は返品が可能

一般的な返品条件
損傷のない製品については、領収書の原本(またはギフトレシート)と、ご購入時の製品パッケージおよび同梱のアクセサリ類と本体を合わせて、製品の受取後14日以内にご返品ください。期間内に製品が返品された場合、製品の交換または購入時のお支払い方法に基づいてご返金します。ただし、お支払い方法が現金だった場合は銀行振り込みでの返金となる場合がございます。詳しくは、以下をご覧ください。

Apple

Apple StoreでiPhoneやiPad、Macを購入した場合、受領後14日以内で損傷がなければ全額返金されるということをご存知でしょうか。

例えばiPhone 12 Pro Maxや12 mini、iPad Pro 12.9のような極端なサイズを購入して使ってみたところ、自分に合わなかったというケースが出てくると思います。

その場合は期限内であれば全額返金を受けることができるのでデバイスとのミスマッチを防ぐことができます。

高額な製品のミスマッチは経済的な打撃が大きいので返金できるという確約があるだけでも安心できるポイントです。

リスクを理解して中古購入or新品購入を決定しよう

中古購入と新品購入のそれぞれのデメリットとメリットについていかがでしたでしょうか?

一見すると新品よりもかなり安く購入できる中古端末ですが、それなりに知識がない状態で購入してしまうと思わぬ落とし穴にハマってしまうこともあります。

最悪使い物にならなくても納得できるだけの安さであるのかしっかりと検討した上で購入するようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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