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富士フィルムのカメラに価格に見合う価値があるのか?プレミア価格で2台買って感じたこと

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こんにちは、Yotchanです。

本日はこの一ヶ月で2台の富士フィルムのカメラを購入した実体験を踏まえて富士フィルムのカメラの価値について考えてみたので共有したいと思います。

目次

富士フィルムのカメラを購入するまで

OVFに惹かれてX-Pro2を購入

実を言うと富士フィルムのカメラを購入することはないと思っていましたが、ミラーレス一眼に移行する際に他の機種にはない特徴があるカメラを探してたどり着いたのがX-Pro2であったことで富士フィルムユーザーになりました。

ファーストレンズにXF35mmF1.4 Rを購入して運用を開始したところ、今まで使用してきたコンデジよりも自分好みな色味ですぐにX-Pro2の虜に。

元々フルサイズ機で検討していたこともあってレンズも比較的安価でいろいろ試せるので富士フィルム悪くないやんというのがX-Pro2を選んだユーザーとしての印象です。

Yotchan

詳しい購入までの経緯はこちらをご覧ください。

サブ機が欲しい病を発症してX-T30を購入

X-Pro2とXF35mmF1.4 Rで出力された写真に骨抜きにされた私は換算53mmよりも広角なレンズでも写真を撮ってみたくなりました。

ズームレンズを買ってみるのも悪くはありませんが、せっかくなので単焦点の素晴らしい画質を体験したいと考えてXF16mmF1.4 R WRの購入を決意。

とはいっても外出先でレンズを変える気にはなれなかったのでサブ機が欲しくなってしまういつもの病気が発症。

なんやかんやで機種の選定には悩みましたがコストパフォーマンスを重視してX-T30の購入に至りました。

富士フィルムのカメラに今の価格の価値はあるのか?

高騰している中古価格

2024.05.12

X-Pro2の購入前の情報収集を行っていたところ複数のブログで「8万円で買えるカメラとしては満足度が高くコスパがいい」といった記載を見かけましたが、全く意味が分かりませんでした。

現状では安い個体でも17万円前後といった感じで相場が数年前の倍以上に高騰しているので過去のブログ記事は参考になるようでなりません。

8年前のカメラに17万円と言われると高い気もしますが、同じ時期に発売されたRX1RM2に26万円費やした身からすると「本当にいいカメラならそんなもんか」という感覚もなくはありません。

しかし、RX1RM2の新品実勢価格は39〜42万円、X-Pro2は14万円程度であったことを考えると明らかにX-Pro2の現在の相場は割に合わないような気もしてきます。

RX1RM2は8年経ってようやく高嶺の花が手に届くような状況になったのに対して、X-Pro2は8年経って新品価格より中古価格の方が高いという意味の分からない現象が発生しているので富士フィルムのカメラの価値に疑問を持つ方が多いことも頷けます。

Yotchan

富士フィルム自体が供給を絞って中古価格を高騰させていた説が濃厚になっているので思うところはありますよね。ほとんどの製品が受注停止で新品で買えないのは…。

X-Proシリーズは他に選択肢がないので妥協範囲

ここまで価格について文句を言ってきましたが、X-ProシリーズについてはOVF搭載のカメラが他にないので選択肢はありません。

Leicaに手は出せないけど他のカメラにはないOVFを使ってみたいというユーザーはX-Proシリーズを選ばざるを得ないので価格に見合う価値があるのかなどと言っても仕方がないですよね。

X-Proシリーズ以外ではX100シリーズもOVFを搭載していますが、そちらはプレミア価格が過ぎるので流石に妥協できないレベルです。

Yotchan

レンズ固定式のX100F(7年前の2世代落ち)でさえ16万円前後なので、それならレンズを変えて楽しめるX-Proシリーズの方がいいですよね。

Yotchan

X100シリーズに手を出すぐらいならOVFのロマンを捨ててフルサイズセンサー搭載コンデジのRX1を使った方が幸せになれる人は多そうです。

初代RX1なら10万前後で買えるので気軽に持ち運べるフルサイズコンデジということで満足度はかなり高かったです。

OVF搭載モデル以外は他のメーカーが正解

あえて富士フィルムを選びますか?

X-Proシリーズについては他にOVFのカメラがないので妥協するだけの価値があると感じていますが、それ以外のモデルについては価格に見合う価値はないと考えています。

もちろん、富士フィルムが培ってきたフィルムシミュレーションの魅力は実際に使って十分に理解しているつもりです。

しかし、7年前のボディ単体に15万円を超える価格で購入するぐらいであれば他社のカメラを買った方が圧倒的に満足度は高そうな気しかしません。

富士フィルム
α7C
Z fc

富士フィルムのプレミア価格と他社品を比較すると2世代前のX-T3とフルサイズ機のα7Cにそこまで大きな価格差はありませんし、同じセンサーサイズでもZ fcであればレンズもついてお釣りが出る価格感です。

フィルムシミュレーションの色が好きなので富士フィルムのカメラ自体は気に入ってはいますが、X-Pro2がなければ普通にSONYかNikonのフルサイズ機を買っていたでしょう。

実際、X-T30を追加購入したこともX-Pro2を買ってXマウントに縛られたという理由が9割5分だった程度には富士フィルム機が割に合わないと考えていますしね。

Yotchan

SONY機のAFは本当に優秀なので拘りがなければ新品が豊富に供給されていて中古の層も厚いSONYでいいと思います。

Yotchan

フィルムシミュレーションも自分好みの色にRAW現像で持っていければメリットになりませんし…。私は現像が楽なので助かっていますけどね。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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