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Apple IDの端末数上限の10台について調べた話−「サインイン」は10台以上でも可能

昨日、某記事にて以下のコメントをいただきました。

いつも楽しく拝見しています。apple IDは10端末まで、と聞いた事がありますが本記事でYotchanさんは11端末。
その辺りを記事にして頂くと参考になります。
ご検討をお願いします。
私は現在8端末使用しておりまして、apple IDを増やす必要があるのか、と悩んでいるところです。

私自身意識していたことがなかったので知らなかったのですが調べてみると確かに「Apple IDに関連づけできる端末数は10台まで」と公式でアナウンスされていました。

ご指摘いただいた通り、確かに私の端末数は上限を超えているようです。

この件に関して私も気になったので調べてみることにしました。

Apple IDは一度に10台のデバイスを関連付けできる

Apple ID には、一度に 10 台のデバイス (うちコンピュータは 5 台まで) を購入用として関連付けておくことができます。

以前関連付けられていた別のデバイスを関連付けようとすると、「このデバイスはすでに他の Apple ID に関連付けられています。このデバイスは [日数] 日間、他の Apple ID に関連付けることができません」というメッセージが表示されることがあります。デバイスを Apple ID に関連付けた時期に応じて、最長 90 日間待たなければ、そのデバイスを別の Apple ID に関連付けできない場合があります。

関連付けられているデバイスのリストの内容と、Apple ID で現在サインインしているデバイスのリストの内容は同じとは限りません。サインインしているデバイスは、Apple ID のアカウントページで確認できます。

Apple Support

AppleによるとApple IDには一度に10台のデバイスを関連付けできると説明されています。

しかし、私は下記の通り現時点で11端末をApple IDに登録しています。

これだけを見ると確かに疑問符が浮かびますがよくよくAppleの案内文を読み直してみるとなんとなく仕組みが見えてきました。

「関連付け」と「サインイン」は別

関連付けられているデバイスのリストの内容と、Apple ID で現在サインインしているデバイスのリストの内容は同じとは限りません。サインインしているデバイスは、Apple ID のアカウントページで確認できます。

Apple Support

案内文の最下部に見逃してしまいそうな注意書きがあることに私は気づきました。

「関連付けされているデバイスのリスト」と「現在サインインしているデバイスのリスト」の内容は同じとは限らないという一見するとよくわからないことが記載されています。

しかし、ちょうど本日新しく購入したWalkmanをApple IDに紐付けてApple Musicの楽曲をダウンロードしようとした時に出たポップを思い出してこの内容を理解することができました。

Apple Musicの関連付けできるデバイス数の制限

WaikmanでApple Musicにサインインしてプレイリストをダウンロードしようとすると上記のポップが表示されました。

(スクショ画像は後日Galaxy Note8で再現したもの)

表示されているポップアップに従ってMacのミュージックAppにアクセスするとこのような記載がありました。

私自身初めてこの時に知ったのですがApple Musicに紐付けできる端末の数は10端末のみという制限があるようでした。

「デバイスの管理」からデバイスのリストを確認すると以下の端末が関連づけられていることがわかりました。

このデバイスリストを見るとApple IDでサインインしている端末のリストとは内容が異なることがわかりました。

以下に改めてApple IDでサインインしているデバイスのリストをお示しいたします。

両者のリストを見比べてみると関連付けされているデバイスのリストにあるものとないものはそれぞれこのようになりました。

関連付けされているデバイスリストにのみある端末

  • SONY NW-ZX 507

こちらは先程登録したばかりのWalkmanですね。

関連付けされているデバイスリストにない端末

  • Apple TV 4K
  • Apple Watch Series 4
  • iPad mini 5

サインインしているデバイスリストにあって関連付けされているデバイスリストにない端末はこれらの端末でした。

上記のようなリストの相違からどのような基準で端末が「関連付けされているデバイスリスト」に登録されるのか考えてみたいと思います。

関連付けされているデバイスリストにない端末の特徴

関連付けされているデバイスリストにない3端末を見て思い浮かんだ共通点が一つありました。

その共通点とは「Apple Music」でプレイリストや楽曲の「再生」はしたことがあっても「ダウンロード」はした記憶がないデバイスであるという点です。

Apple TVで音楽を聴いたことはありませんし、Series4とiPad mini 5は比較的最近導入した端末かつ限られた用途にしか使用していないので音楽を視聴したことはあっても端末内にダウンロードしたことはありませんでした。

このことより関連付けされているデバイスのリスト入りの条件が「Apple Musicの楽曲をダウンロードしたことがある端末」であるという仮説を立てることができました。

そこで、この仮説が正しいのか実証してみることにしました。

Galaxy Note 8で実験

今回検証に使用したデバイスはどちらのリストにも登録のないGalaxy Note8です。

方法はNote 8でApple MusicアプリをダウンロードしてApple IDにサインインして以下の2点を確認しました。

  • 楽曲を再生できるのか
  • 楽曲のダウンロードができるのか

実験の結果、楽曲の再生自体はできるもののダウンロードはポップアップが出てできないという結果になりました。

このことから「Apple Musicの楽曲をダウンロードしたことがある端末」が関連付けされているデバイスリストに入ることが裏付けられました。

よく見てみるとポップアップに「オフラインで保存したコンテンツをこのデバイスで再生するには」という文言が記載されていたので調べるまでもありませんでした。

確かに通常であれば一人で10台の端末から音楽を視聴することは考えにくいので不正利用防止のためにもこのような制限を課すのは妥当ですね。

ガジェオタがおかしいだけでした。

Apple IDに「サインイン」している端末数の上限は?

「関連付けされているデバイスリスト」に関する10台制限の基準は判明しました。

次に気になるのが「サインイン」している端末数の上限についてです。

「サインインしている端末の登録数」に関してはAppleから制限があるような内容の記載が一切見当たらないので制限はないものと思われます。

よく考えてみるとAppleが販売台数に影響のある制限をかけるわけがありませんよね。

サインインしている端末の登録に台数制限をかけると複数台端末を購入するユーザーの購買欲を削いでしまうことになります。

そのため、Apple製品を100台所持していたとしても1つのApple IDで全てのデバイスにサインインできるという認識で問題ないと思います。

Apple MusicやiTunesの楽曲をダウンロードすることができる端末数のみ縛られることになりますが登録できる台数は十分確保されているので支障はないのではないでしょうか。

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