こんにちは、Yotchanです。
本日は2024年にFujifilm X-Pro2を購入した理由を紹介したいと思います。
コンデジからミラーレス一眼に手を出した理由
35mm単焦点コンデジを2台持つ意味がない
「持ち出す気にならなければ絶対に使わない」ことを自覚しているので今までは専らコンパクトで娘との公園遊びで邪魔にならないコンデジに絞って写真を撮ってきていました。
センサーサイズ | カメラ |
フルサイズセンサー | SONY RX1RII |
フルサイズセンサー | SONY RX1 |
APS-Cセンサー | Canon G1 X Mark III |
1インチセンサー | SONY RX100M7 |
1インチセンサー | SONY RX100M5A |
コンデジと聞くとミラーレス一眼に見劣りする印象を持っている方が多いと思いますが、SONYのRX1シリーズのようにフルサイズセンサーを搭載していてミラーレス一眼に勝るとも劣らない画質のカメラも存在します。
私が今まで愛用してきたRX1RIIとRX1はコンパクトでありながらコンデジとは思えない画質で満足していたものの、次第に35mmの単焦点カメラを2台持ち続ける意味を失ってきたことも事実でした。
そのため、RX1を手放すことにして新たなコンデジの物色を行っていましたが、RX1シリーズを超えるコンデジはLeica Qシリーズしかありません。
しかし、個人的にはQシリーズはコンデジとは呼べないほど大きい上にM型以外のLeicaカメラに魅力を感じないこともあって購入する気にはなれませんでした。
めっちゃいいカメラだったんですけどね…。
GR IIIかX100シリーズを買うか?
今まで使ったことがないコンデジでRX1と大きく見劣りしないカメラの選択肢は少なく、最低でもAPS-Cセンサーは積んでいて欲しいとなると選択肢はRICOHのGR IIIかFujifilmのX100シリーズしかありません。
しかし、両機種とも生産数が少なすぎる関係で中古や旧モデルさえ馬鹿みたいなプレミア価格(とくにFujifilm)になっている点でどうにも買う気にはなれません。
また、35mm単焦点に飽きたことを考えるとX100シリーズは買ってもRX1RIIしか使わなくなる予感しかない点もネックです。
同様に35mmとそこまで変わらないGR III / GR III Xも35mmのマンネリ感を打破するには物足りない感は否めません。
考えれば考えるほどコンデジの限界が見えてしまったわけです。
望遠性能もRX100M7で間に合っているのでSONY HX-99のようにセンサーサイズを落としてまで超望遠を求めても仕方がありません。
Fujifilm X-Pro2を購入した理由
SONY機がしっくりこなかった
コンデジに限界を感じたのでフルサイズ機でありながらコンパクトなα7Cシリーズを第一候補に操作系統が慣れているSONYのカメラを物色してみました。
しかし、手にとった感触やデザインがいまいちしっくりこないので食指は伸びません。
G1 X Mark IIIを妻に譲った経験から「触っていてテンションが上がるか」という点を重視しているのでSONYはひとまず見送ることにしました。
他の機種にはない特徴があるカメラを求めて
ヨドバシカメラの店頭で様々なメーカーのカメラを手に取ってみましたが、いまいちしっくりくる機種が見つかりません。
強いて挙げるならコンパクトなボディという点でSIGMA fp Lが候補になりましたが、ファインダーを装着するとゴテゴテしてコンパクトさが失われる点がネックで決め手に欠けました。
この際なのでフルサイズ機でなくても使いたくなる特徴を備えているカメラがないものだろうか…と調べた果てに見つけたのがFujifilmのX-Proシリーズでした。
光学ビューファインダー搭載のFujifilm X-Proシリーズ
M型Leica以外でおそらく唯一の光学ビューファインダー(OVF)搭載機であるFujifilmのX-Proシリーズは「他の機種にはない特徴がある」という点を満たしているカメラでした。
OVF自体はX100シリーズで気になっていたので35mm以外でも撮影できるX-Proシリーズは理想的なカメラであるように思えてきます。
RX1を普段使いしていたこともあってかRX1RIIのAFでさえカメラに撮らされている感を感じてしまっていた私にとって、OVFでの撮影体験は何か新しい刺激を提供してくれる気がしてなりませんでした。
X-Pro2がベスト
どうせ買うなら最新型ということでX-Pro3をチェックしてみたところ、液晶での画像の確認がめんどくさそうだったので速攻没にしました。
ピンボケ写真はその場で削除する主義なのでいちいち液晶を展開する必要のある機構は容認できません。
そうなると残る選択肢は初代かX-Pro2になるわけですが、初代は1620万画素である点や修理受付終了といった点で難がありそうだったので消去法でX-Pro2を購入することにしました。
Fujifilm X-Pro2のファーストインプレッション
意外としっくりくる
OVF搭載で実用的というだけで選んだカメラだったのでSONY機同様にしっくりこなければどうしようかと不安でしたが、今のところ違和感は感じていません。
大きさの割に軽いのでRX1シリーズと比較すると手に取っている時の質感は見劣りしますが、OVFのおかげで撮っていて楽しいカメラです。
ファーストレンズは「フジノン XF35mmF1.4 R」
記念すべき初めてのレンズは「フジノン XF35mmF1.4 R」にしました。
35m換算で50mmのレンズなのでRX1RIIとの差別化も十分計れるだけでなく、開放で撮れば暗所にも対応できる点に魅力を感じました。
レンズもそこまで大きくないのでコンデジユーザーでも持ち出すことが苦にならない重さとサイズ感でまとまっているので正解でした。
フィルムシミュレーションの色味が好み
PRO Neg.Std
クラシッククローム
現像が楽
上記の作例はLightroomでフィルムシミュレーションを選択した以外は何も弄らずにそのまま現像しただけの写真です。
フィルムシミュレーションが何か調べることもなくX-Pro2購入しましたが、好みな色味のフィルムシミュレーションが複数あるのでRAW現像の手間が省けて助かっています。
フィルムシミュレーション目当てでFujifilmのカメラを使う人の気持ちがわかるような気がしました。
Fujifilm X-Pro2を買ってよかった
まだ届いて数日なので使いこなせていませんが、他のカメラにはない撮影体験ができるので購入して良かったと感じています。
流石にRX100M7のような高速AFは備えていませんが、RX1の遅いAFに慣れていたこともあってX-Pro2のAFでも十分に実用できるレベルだった点は嬉しい誤算です。
じっくりと使い込んでからレビュー記事は書く予定なのでそれまで少々お待ちください。
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